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最近感動した本は?

以前にも似たような題目で文章を書いたとは思いますが、
2月9日に実家に帰省した際に、弟の高校時代の音楽教科書が、
私のかつての学習机に並べられていたので、静かに手を伸ばしてページをめくりました。
(ページを「はぐる」という表現をしようとしたところ思いとどまり、
google検索を試みたところ出自不明の方言だったようです)
何気なく開いたそのページにはストラヴィンスキーの春の祭典よりいけにえの踊りのメロディ譜が記載されており、
思わず両手を電球にかざして目を開こうとしました。
16分の3から開始する有名な変拍子フレーズです。

私が現代音楽に初めて意識を向けたのは大学時代だと思います。
音楽上の調性から離れる術を18歳の時に学び、
それから種種の知識の蓄積や技術習得に勤しんでいたのですが、
情報流通量の少ない田舎の高等教育課程においても、
それらの知識に触れる可能性があったということ、
機会を逃していたことと、
カリキュラムにより見逃しを強いられていたことに気付いたのです。

その教科書ですが、三善晃(現代日本を代表する作曲家の一人)氏による監修ということで、
各国の音楽発展の流れがわかりやすく述べられているものとなっています。
譜例による紹介も豊富で、三善先生ご自身の合唱曲までも掲載されている程です。
高校時代にあまり音楽に熱中できなかった方も、
機会があればかつての教科書をお見返しください。
きっと見過ごして来た新たな音楽との出会いがあるはずです。

行き過ぎた仮定法の話になるとは言え、私が高等教育に携わるものになったとすれば、
必ず音楽好きな生徒達には音楽の教科書を熟読するよう求めるでしょう。
ライヒやシュトックハウゼンを含む全ての作曲家の名前を暗記させ、
代表曲を覚えてもらうことを推奨するでしょう。
ついでに記載されていたガムラン音楽も聴いてもらうことにしましょう。
歌唱もどきやオルゴール作成などに手間を割いていて身につくものが果たしてあるのでしょうか?
バロックから一気に現代ポピュラーへ跳躍するリコーダー演奏や、
初期中期ロマン派一辺倒の音楽鑑賞が不自然であることを生徒が自身で気付くはずはないのですから。
それは音楽教育を施す者の純粋なる義務ではないかと思います。

さて、このまま先週の帰省から今週日曜日に1ヶ月半ぶりの風邪で寝込んでいた経験までを記そうとしていましたが、
思いの外文章量が増してしまったのでここで止めて次回へ繰り越しとします。
言葉のある限り主張は継続し、どこまでも飛翔します。

ちょうど現在ドビュッシーのピアノ前奏曲集を聴いているので、次回日記はこの音楽との出会いから始めます。

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Author:Touch0225
神奈川県在住

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時々日記を更新します。

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